物流センター 改善例
現状の課題 | 各センターごとで異なる処理方法 |
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改善後 | 事業所所在地の分別基準を厳格にし減量化×処理単価改善 |
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A倉庫の課題
廃プラの中にストレッチフィルムが多数混在され
ていたが、分別が徹底できていなく、産業廃棄物
として処理していた為、余分なコストが発生していた。
改善後のメリット
- 分別基準を設け現地教育を実施し、廃プラの中に混在していたストレッチフィルムを資源として回収処理する事で、産業廃棄物の減量化を実現。
- 最適な収集運搬・処分業者を再選定し、運搬単価と処理単価の見直しを実施した。
結果=減量化×単価見直し=現行より6%のコスト削減
B倉庫の課題
可燃物の中に、古紙が混在していたが分別が徹底
できていなく、一般廃棄物として処理していた為、
余分なコストが発生していた。
改善後のメリット
- 分別基準を設け現地教育を実施し、可燃物の中に混在していた古紙類を資源として回収処理する事で、一般廃棄物の減量化を実現。
- 最適な収集運搬・処分業者を再選定し、運搬単価と処理単価の見直しを実施した。
結果=減量化×単価見直し=現行より8%のコスト削減
食品製造工場 改善例
現状の課題 | 排出量の虚偽報告と過請求 |
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改善後 | 排出量の調査×業者の再選定 |
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A倉庫の課題
汚れた廃プラ(手袋、包装ビニール等)を、専用の10㎥コンテナ内に保管し、入替回収を既存の委託先業者に依頼しているが、コスト削減を目的に処分単価を見直してから、排出量(kg)が増加している事に気づき、委託先業者へ相談をしたが、マニフェスト伝票記載の数量で間違いないとの回答で、不信感を募らせていた。
改善後のメリット
1㎥あたりの重量を現地計量させて頂き、10㎥あたりのkgを算出し、コンテナの入替回収を乗算する事で月間の想定排出量をお客様と委託先の業者へ報告。
※マニフェストの虚偽記載である事が判明した。
委託先の業者と改善交渉を行うが、改善に至らない為、お客様の承諾を頂いた上で、最適な収集運搬・処分業者を再選定し、運搬単価と処理単価の見直しを実施した。
結果=3分の1の減量化×4円の単価増額→現行より41%のコスト削減
現状の課題 | 見えない下請け管理会社の存在 |
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改善後 |
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B倉庫の課題
既存の廃棄物管理会社に委託し、一元管理を行っていたが、全社施策の一環として廃棄物コストの見直しを実施することになったが、既存の管理会社から、詳しい説明もないまま見直しが出来ないとの返答がきており対応に不満を感じていた。
改善後のメリット
現地調査を行い現地担当者から過去の経緯についてヒアリングを実施し、委託先の管理会社及び廃棄業者について、弊社ネットワークを駆使し調査を行いました。
※お客様の知らない所で、委託先の管理会社が下請けとして他の管理会社を使用していた事が判明。
結果=既存の管理会社から弊社に切替して頂く事で、責任の所在を明確化する事とコンプライアンス面の強化を図る事ができ、余分な管理コストも削減できた為、8.6%のコスト削減を実現。
アパレル小売りチェーン 改善例
現状の課題 | 廃ハンガーのリサイクル化を行いたい |
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改善後 | 優良業者の紹介×有価買取=コスト削減 |
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各店舗の課題
店舗毎に不要となったハンガー(プラ、鉄フック+プラ)について、産業廃棄物として処理していたが、処分業者毎に処理方法と単価が異なる為、リサイクル化したいと考えていたが、排出量が少量の為コスト面がネックとなり進めるのに時間を要していた。
改善後のメリット
排出されるハンガーの種類を確認し、受入れ基準を設定させて頂き、宅配便業者が弊社指定メーカーまで納品し有価買取りできる仕組みを構築。
結果=75%のコスト削減とリサイクル率の向上を実現。
食品スーパーチェーン 改善例
現状の課題 | 既存業者とのしがらみ及びコスト削減 |
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改善後 | 既存業者継続+コスト削減 |
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ご担当者の課題
創業当初からお世話になっている廃棄業者との関係性を考慮してきた結果、数十年間の間、廃棄費用の見直しを行っていなかったが、行政ルールの変更に伴いコスト面とコンプライアンス面について、第3者の客観的評価を実施したかった。
改善後のメリット
お客様より既存の廃棄業者様とは、プライベートでも懇意にしている関係性と伺っており、失礼のない対応を前提としたヒアリング調査を実施し、お客様の代弁者となり双方合意できる条件にて契約締結を行いました。
結果=行政ルールに合致した分別基準を前提に指定契約書で契約締結
を行った為、コンプライアンス面の強化と18%のコスト削減を実現