管理会社の選定基準を教えてください?

管理会社は大きく分けて以下4つの形態に分別され、それぞれ特徴があります。
管理会社を選定する際は管理会社の形態をよく確認ください。

1.廃棄物業者とのつながり(資本関係、提携など)をもつ管理会社

◆メリット

コスト面においては比較的柔軟な交渉が可能である

◆デメリット

①「排出事業者」側ではなく、収集業者を管理する「廃棄物処理業者」側の立場となる可能性がある。
②提携先の廃棄業者間との繋がり強い為、管理地域に偏りや、コスト面でのばらつきが出やすい可能性がある。

2.店舗メンテナンス(清掃/内装)などの一環として廃棄物を管理する管理会社

◆メリット

①広域で展開している場合、全国の廃棄物処理業者との取引が可能である。
②他のサービスと併せるため、価格面においては比較的柔軟な交渉が可能である。

◆デメリット

廃棄物処理においては、地域性や専門性が強いため、理解不足の対応でトラブルが生じる可能性がある。
・他のサービスも行ってる為、管理というよりは事務代行の側面が強い。
・他のサービスも行っている為、コスト管理が曖昧になりやすい。

3.コンサルティング会社が行う管理会社

◆メリット

①全国の廃棄物処理業者との取引が可能であり、部分的~全面的な管理を委託することが可能である。
②廃棄物処理に関する専門的な知識、地域に即した対応をすることが可能で、お客様のニーズに合わせた管理が可能である。

◆デメリット

自社では廃棄物等の回収を行わい為、机上の計算上でコスト削減を廃棄業者へ要求する為、廃棄業者様とのトラブルや
管理業務の継続に支障がでる可能性がある。

4.廃棄業者、資源物問屋とのつながり(業務提携)をもつ廃棄物・資源物に特化したコンサルティング会社

◆メリット

①全国の廃棄物処理業者との取引が可能であり、部分的~全面的な管理を委託することが可能である。
②廃棄物処理に関する専門的な知識、地域に即した対応をすることが可能で、お客様のニーズに合わせた管理が可能である。
③資源物、廃棄物処理業者との関係や業界構図を理解している為、トラブルの発生リスクを抑えた継続的な管理が可能である。

◆デメリット=特になし。